Vol.33 2006年5月号

    Vol.33 2006年5月号

    ごあいさつ

    こんにちは。E-メールマガジン担当の本間です。
    新緑の美しい季節になりましたがいかがおすごしでしょうか。
    ちょうどお茶摘みの時期でもあり、新茶が楽しみです。
    当社がメンバーとして参加する日本食品機能研究会(JAFRA)では最新情報といたしまして「緑茶やコーヒー、糖尿病の発症リスクを軽減」を掲載中です。ぜひご覧ください。

    大和薬品ホームページもぜひご覧ください。

    ■ドクターからの健康アドバイス
    ◎福田一典先生インタビュー
    【4】ホリスティック医療の重要性
    (銀座東京クリニック院長 福田一典先生)

    ■ヘルシーインタビュー
    ◎セカンドオピニオンで適切な医療をアドバイス
    公立学校共済組合 九州中央病院
    病院長 杉町 圭蔵 氏

    ■ワールドへルスレポート
    ◎米国で流行る食事療法の真髄、マクロビオティック

    ■健康豆知識
    ◎オステオパシー ~筋骨格系のバランス正し、免疫力高める

    ■「食と健康」「代替療法」など幅広い最新情報を掲載!
    日本食品機能研究会(JAFRA)ホームページもぜひご覧ください。

    今月のメニュー

    ■大和薬品(株)関連最新情報
    ◎日本旅行医学会大会で精製ナットウ菌培養物「NKCP」がとりあげられました。
    ◎バイオブランのエビデンス集大成が刊行されました。
    ◎【予告】HFE JAPAN 2006に出展します。
    ■統合医療新着情報【5】国が勧めるサプリメント
    ■編集後記

    ◎日本旅行医学会大会で精製ナットウ菌培養物「NKCP」がとりあげられました。

    第5回日本旅行医学会大会が4月14?15日の二日間、国立オリンピック記念青少年総合センター(東京)で開催され、「NKCP」が海外招待講演で大きくとりあげられました。
    「自然災害?アクシデントの旅行医学」をテーマに開催されたこの大会では、旅行と医学に関する数多くの論文や臨床データが発表されましたが、なかでも1時間という最長時間にわたって行われた海外招待講演が参加者の関心を集めました。
    英国航空健康協会のファロル?カーン博士は「英国航空健康協会では、加圧ストッキングとアスピリンあるいはNKCPなどの天然栄養剤でDVT(深部静脈血栓症)を二重に予防することを推奨している」と結論づけました。
    「NKCP」は、第二世代のナットウキナーゼと呼ばれ、従来のサブチリジンプロテアーゼに代わっていま新たに注目されているバチロペプチダーゼFを含有。血栓症リスクを低減する新しい機能性食品として注目されています。

    ◎バイオブランのエビデンス集大成が刊行されました。

    当社の主力製品であるバイオブランについて内外のエビデンスを集大成した論文集「BioBran/MGN―3 基礎と代替?補完医療への応用」(監修:富山医科薬科大学 田澤賢次名誉教授)が医薬出版から刊行されました(税込み5,250円)。
    論文集は6月以降に丸善などの医学書コーナーにて販売される予定です。
    バイオブランについては、開発?販売から10年以上が経過し、日本をはじめアメリカ、EUなど世界9カ国で製法特許を取得するなど、世界ブランドとしての地位も確立。世界30カ国に販売実績があります。
    当社は今後も引き続き欧米や国内の大学や政府機関、医療機関等との共同?委託試験等を繰り返して、エビデンス蓄積に努めます。

    ◎【予告】HFE JAPAN 2006に出展します。

    5月30日(火)~6月1日(木)に「HFE JAPAN2006」(主催:食品化学新聞社)が開催され、当社は「バイオブラン」「NKCP」「米ケフィラン」の展示を行います。
    当展示会はifiaJAPAN2006(第11回国際食品素材/添加物展?会議)と同時開催され、世界18カ国から400社以上の出展予定です。
    お問合せは営業部TEL:03-5430-4153(平日9:00~17:30)までお願いします。

    ◇開催場所 東京ビッグサイト 西1?2ホール B933
    ◇開催期間 2006年5月30日(火)~6月1日(木)。10:00~17:00)
    ◇プレゼンテーション 5月30日(火)11:30~12:00 ROOM5
    タイトル 「機能性食品の有用性」。ㄐ右偻块L 加藤久宜)

    ■統合医療新着情報
    【5】国が勧めるサプリメント

    葉酸(ようさん)という栄養素を聞いたことはありますか。
    ビタミンB群の一つで、文字通りホウレンソウなど緑黄色野菜に多く含まれています。特に妊婦と胎児の健康を守るために必要な栄養素で、厚生労働省が「(胎児の先天異常である)神経管閉鎖障害の発症リスクが集団としてみた場合に低減することができる」と、妊娠を計画している女性にサプリメントの摂取を呼びかけるほどです。
    しかし、日本経済新聞が報じた横浜市大などの研究によると、こうした勧告に従って葉酸サプリメントを摂取しているのは13.5%に過ぎず、妊婦の9割強で葉酸が不足しているとか。
    記事は「胎児の先天異常を招く恐れも」と危惧しています。
    では、妊婦以外の人での葉酸サプリメントのメリットはどうでしょうか。
    葉酸を含むビタミンBは、心臓血管病の危険因子と見られる体内物質?ホモシステインの濃度を下げてくれるため、生活習慣病の予防に役立つと期待されています。ただ、まだ説が定まらず、例えば3月に海外で発表された2つの大規模試験では、心臓血管病の人に葉酸と他のビタミンBのサプリメントを摂取してもらいましたが、再発予防につながっていません。一方、日本では、人工透析をやっている患者31名に葉酸サプリメントを摂取してもらい、血中のホモシステイン濃度が低下することは確認されました。
    しばらくは議論が続くでしょう。

    出典
    日本経済新聞06年4月10日夕刊
    New England Journal of Medicine Vol.354, p.1567-77, 2006
    New England Journal of Medicine Vol.354, p.1578-88, 2006
    日本病院薬剤師会雑誌Vol.42, p.511‐516, 2006

    ■編集後記
    新緑の季節には森林浴で心身ともにリフレッシュしたいものです。
    樹齢数百年の大木のそばでゆっくりしたり、渓谷のせせらぎ音を聴くと心が洗われます。
    今年は例年に比べて肌寒い日が多いですのでお出掛けの際はやや暖かめの服装をお薦めいたします。

    皆様からのご意見?ご感想をお待ちしています。

    次回の「e-健康かわら版」は6月9日配信予定です。
    今後とも大和薬品株式会社をよろしくお願い申し上げます。

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