1. vol.143 2015年7月号

      vol.143 2015年7月号

      今月のトピックス

      ■大和薬品最新情報

      ◎第23回 薬局?薬店勉強会を開催
      2015年6月7日(日)に東京八重洲ホールにおいて、関東地区の薬局?薬店の方々を対象に、「第23回薬局?薬店勉強会」を行いました。

      ◎学会発表:Food Beyond Science and Technology(韓国)
      Food Beyond Science and Technology(釜山、韓国)にて、一杉正仁先生(滋賀医科大学 教授)がNKCPについて招待講演を行いました。

      ■糖質制限食のすすめ
      11)糖質は必須栄養素ではない
      銀座東京クリニック 福田一典先生
      糖質制限によって、肥満や糖尿病や動脈硬化やメタボリック症候群や認知症やがんなど多くの疾患の発症率を低下させることができると考えられます。

      ■ワールドヘルスレポート
      アメリカで「腸の健康」市場が伸張
      健康な腸は栄養素の吸収だけでなく、免疫力を高めるなど幅広い役割を果たすことから注目を集めています。今回は、アメリカにおける「腸の健康」市場を報告します。

      ■健康豆知識 健康の温故知新
      66)「雑食」が人類を進化させた
      「偏食」が体によくないことは明らかですが、脳にもそれは影響するといわれます。今回は「雑食」と人類の進化の関係についてご紹介します。

      ■気になるからだ
      第64回 のどに梅干しの種が詰まる?
      のどやその奥にさまざまな異常感を覚える症状を、「咽喉頭(いんこうとう)異常感症」と呼ばれます。今回はその症状と治療方法についてお話しします。

      大和薬品最新情報

      ■第23回薬局?薬店勉強会を開催

      大和薬品株式会社は、2015年6月7日(日)に東京八重洲ホールにおいて、関東地区の薬局?薬店の方々を対象に、「第23回薬局?薬店勉強会」を行いました。
      当日は、小松和史先生(小松薬品/日立市)にご講演いただき、腸管免疫と全身免疫の働きや、バイオブランの樹状細胞分化成熟促進についてご講演いただき、バイオブランとNKCPによる実際の有効例をご紹介いただきました。多くの参加者の方々に熱心にご聴講いただき、充実した勉強会となりました。
      今後とも有益な情報の発信に尽力します。

      ■学会発表:Food Beyond Science and Technology(韓国)

      Food Beyond Science and Technology(釜山、韓国)にて、一杉正仁先生(滋賀医科大学 教授)がNKCPについて招待講演を行いました。同シンポジウムは、韓国食品科学工業学会の年次総会で、2015年6月3日~5日の日程でBEXCO(釜山国際展示場)にて実施されました。今回は、約2500名の医療従事者や研究者が参加しました。一杉先生は、「ナットウ菌生成物が生活習慣病患者の血圧および自覚症状に与える効果」と題して講演し、NKCPの持つ3つの作用:血栓溶解作用、血液粘度低下作用、抗凝固作用について説明し、生活習慣病患者における最新の臨床試験結果について紹介されました。

      非常に多くの参加者にご聴講いただき、講演後には活発な質疑応答も行われました。

      気になるからだ のどに梅干しの種が詰まる?

      のどに何かのかたまりがつかえた感じがする、詰まった感じがする、チクチクする。でも実際には、ものは問題なく飲み込める――。このように、のどやその奥にさまざまな異常感を覚える症状を、まとめて「咽喉頭(いんこうとう)異常感症」と呼ばれます。のどの部分に何らかの病変があって、その症状として起きている場合もありますが、のどそのものに悪い病変はないのに異常感が認められる場合もあります。
      考えられる原因として、鼻炎が常に起きていて、気づかないうちに鼻水がのどの方に流れていることや、胃液が上の方に逆流してきてのどの粘膜を刺激していることなどがあります。のどの詰まり感を医学的に「ヒステリー球」とも称するほどで、古くから心の不調を原因の1つと考えることもあります。一方、漢方では梅核気(ばいかくき)と呼んでいます。のどに梅干しの種が詰まった気がするとは、言い得て妙ですね。必要に応じて、のどを内視鏡で観察し、病変の有無を調べることもあります。そして、鼻やのどの炎症など、明らかに原因となっている病気が見つかれば、それに応じて治療します。例えば酸の分泌を抑える薬や痰を出しやすくする薬などです。その他にも、不安や緊張を和らげる薬、あるいは漢方薬などが用いられます。

      今月も最後まで「e-健康かわら版」をお読みいただきましてありがとうございました。
      今後も充実した健康お役立ち情報をお伝えするよう企画してまいりますので、宜しくお願い申し上げます。皆様からのご意見?ご感想をお待ちしています。

      次回の「e-健康かわら版」は8月20日頃配信予定です。

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